「リサイクルショップ夫婦連続殺人」わからぬ動機!元従業員のほかにも3人不明

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   福岡県警は17日(2014年6月)、筑後市のリサイクルショップ経営者の中尾伸也(47)と妻の知佐(45)の2人を元従業員殺害の容疑で送検した。夫婦の周辺では、他に少なくとも3人の行方がわからなくなっており、警察はこれらも殺人の可能性があると見て捜査している。動機は不明だ。

「埋めた遺体掘り起こし、白骨砕いて川に流した」

   夫婦は知人の預金を引き出した窃盗の疑いで逮捕されたが、捜査当局は元従業員の日高崇さん(当時22歳)殺害容疑で追っていた。中尾は2004年に日高さんに殴る蹴るの暴行を加えて殺害したことを認めた。遺体については、「実家の庭に埋めて、白骨化したあとに掘り起こし、砕いて川に捨てた」と供述している。警察は実家の敷地内を捜索し、骨の一部を見つけ、DNA鑑定で日高さんのものと判明した。

   日高さんは03年8月から中尾夫婦のアパートに住み込み、リサイクルショップで働き始めたが、仕事のミスなどで夫婦から暴行されるのを他の従業員が見ていた。日高さんがいなくなったことに夫婦は「自分で出ていった」と言っていたが、日高さんの家族は04年7月に捜索願を出していた。

夫供述「複数の遺体埋めた」

   中尾夫婦はその後、日高さんの母親に金を要求したともいわれ、このあたりの事情がよくわからない。また、夫婦の周辺では、ほかにも別の元従業員や知佐の親族(幼い子どもも含む)ら少なくとも3人の行方がわからなくなっている。

   警察の調べに伸也は、「複数の遺体を埋めた」と供述しているという。日高さんと同様に遺体を処理した可能性が高いが、なぜ殺したのかがさっぱりわからない。保険金という話もない。「あさチャン!」も淡々と事実を伝えるだけだ。たしかにコメントのしようもない。

文   ヤンヤン
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