「ご朱印女子」がブームらしい。神社や寺で参拝した証しとして帳面に寺社の名を書き入れ、朱色の印を押してもらう女性たちだ。スピリチュアルをファッション感覚で楽しむ思い出作りの一つになっていて、カラフルでポップなデザインにご朱印帳を一新する神社も出てきた。持ち寄って情報交換する女子会もあって、人気はいよいよ高まりそうだ。
香川の金刀比羅さま「数年前の10倍の参拝者」
専用の帳面に寺社名や参拝の日にちなどを書いてもらうのだが、文字や印の形が神社や寺によってバラエティ豊かで、集めて楽しめる。東京大神宮禰宜の唐松義行さんは「お受けに来る女性が多くなったので、デザインを若い女性向けにしました」という。
香川県の金刀比羅宮には1日100人以上が訪れ、「数年前の10倍」の人気だ。先月(2014年5月)には新デザインのご朱印帳を作った。「異常な事態になっています」というリポートは大げさだけれど、たしかに盛り上がっている。
「自分へのお守りです」「心が落ち着きます」
4年前からやっているという女性は「自分へのお守りです。自分のためのスペシャルな感じがいい」と話す。10年前に始めた女性は「もう1回行ってみたいと思い返す一つ(のきっかっけ)になります」という。
実は、「モーニングバード!」のお天気担当・ふたむらちづこ気象予報士も集め始めて4年目だそうで、「いろいろ考えた時期に、ご朱印の存在を知ってこつこつと。お守り代わりになります。ゆっくり見ると心が落ち着きます」
司会の赤江殊緒「私も持っています。よく帳面を忘れて、紙に書いてもらったのを貼ります」
司会の羽鳥慎一「ブームがきています。あ、ごめんなさい、時間がない」
この日はワールドカップの中継で1時間の短縮放送だった。