「ご朱印女子」がブームらしい。神社や寺で参拝した証しとして帳面に寺社の名を書き入れ、朱色の印を押してもらう女性たちだ。スピリチュアルをファッション感覚で楽しむ思い出作りの一つになっていて、カラフルでポップなデザインにご朱印帳を一新する神社も出てきた。持ち寄って情報交換する女子会もあって、人気はいよいよ高まりそうだ。
香川の金刀比羅さま「数年前の10倍の参拝者」
専用の帳面に寺社名や参拝の日にちなどを書いてもらうのだが、文字や印の形が神社や寺によってバラエティ豊かで、集めて楽しめる。東京大神宮禰宜の唐松義行さんは「お受けに来る女性が多くなったので、デザインを若い女性向けにしました」という。
香川県の金刀比羅宮には1日100人以上が訪れ、「数年前の10倍」の人気だ。先月(2014年5月)には新デザインのご朱印帳を作った。「異常な事態になっています」というリポートは大げさだけれど、たしかに盛り上がっている。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト