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小保方晴子「STAP細胞検証実験」参加させよ!処分それからでも遅くない

   再び小保方晴子女史の動向が話題になっている。週刊文春、週刊新潮が取り上げているが、きっかけは彼女がSTAP細胞論文の撤回に同意したからである。週刊文春は小保方氏と彼女を重用した笹井芳樹氏のカネの使いっぷりを精査している。高額な備品に血税を使ったこともあるが、週刊文春が注目したのは「二人の出張が十一カ月間で計五十五回、四百九十六万円」というところだ。だが、わかるのはここまでで、理研側は行く先も二人が一緒だったどうかも非開示である。

   週刊新潮は小保方氏が理研に残る可能性ありと報じる。その根拠は2つある。一つは、文科省の下村博文大臣が理研の検証に小保方氏を参加させたほうがいいのではないかと発言していること。この裏には「若い女性に頑張ってもらいたい」という安倍首相の意向があるというのだが。

   もう一つの援軍は、外部の有識者からなる「研究不正再発防止のための改革委員会」の岸輝雄委員長が、「STAP細胞はあるという人が実験を行うべきだ」と語ったことだ。もしできなければそのときは見ておれ、という意味が含まれているとしても、小保方氏が理研に残り検証実験に参加できる可能性はあるようだ。私もそのほうがいいと思う。その結果を見てから処分を決めても遅すぎるということはないのではないか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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