サッカーのブラジルW杯がいよいよあす13日(2014年6月)に開幕する。その開幕戦「ブラジルvsクロアチア」の審判を3人の日本人が担当することになった。主審は西村雄一(42)、副審が相楽亨(37)と名木利幸(42)だ。
開幕戦の主審を日本人が担当するのは初めてで、主審と2人の副審ともに日本人が務めるのも初めて。開幕戦の審判は「どの場面で反則の笛を吹くか」「どんなプレーでイエローカードを出すか」など、大会を通してすべての判定基準になるために責任は重い。
信条は「選手が気持ち良くプレーできるよう尽くす」
西村主審は前回の南アフリカ大会で4試合で主審を務め、アジアサッカー連盟から「男子最優秀主審」に選ばれている。「選手が気持ち良くプレーできるよう尽くす」が信条で「微笑みの審判」と呼ばれている。相楽副審は前回に続いて2度目、名木副審はW杯は初めてとなる。
司会の小倉智昭「西村さんは格好いいですからね。(前回のW杯で)ブラジルの選手にレッドカードを出したときには、毅然とパッと出した。すごかったものねえ」
開幕戦は13日午前3時からフジテレビ系で生中継されるが、楽しみが一つ増えた。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト