情報の出しっぱなしでは住民は避難できない
司会の羽鳥慎一「行政が早めに情報を出すのはいいと思いますけどね」
高木美保(テレント)「私もそう思いますよ。青梅市の判断は正しかった」
羽鳥「情報は住民の方に伝わっていたのでしょうか?」
井口「自治会やメールなどで知らせてはいるんです」
青梅市が「避難準備情報」を出したのは今回が初めてで、それを受けて自治体などがどう対応するかということが徹底されていなかったことは考えられる。防災課長も「今後は周知が課題です」と話す。
岩上安身(ジャーナリスト)「情報を出すことと何をするべきかは、分けて考えなくてはいけないということですよね。そこに問題が残りました」
もっとも、東日本大震災の被災で分かったことは、自治体や消防団の指示を待っていたら逃げ遅れるということだ。日頃から、万が一の時はどこの道を通ってどこに逃げるかということを、一人一人がシミュレーションしておくことが不可欠だということである。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト