「息子が犯人の可能性」事件直後に義父が警察に連絡―勝又拓哉逮捕に8年半もかかった捜査ミス

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   栃木県今市市(現・日光市)で女児が連れ去られ刺殺された事件で、当初、有力情報がありながら、8年半もかかってようやく逮捕にこぎつけた捜査に疑問の声が出てきた。勝又拓哉容疑者(32)と一緒に暮らし、最も身近にいたかつての義理の父親は早い段階から勝又を疑い、警察に情報を提供していた。しかし、捜査本部はただちに動いた様子がない。

「車の後部ドアにぬいぐるみ」目撃情報とも一致してたのに…

   司会の小倉智昭「相当確度の高い情報なので警察も調べていたと思うんですが、決め手に欠いたということだったんですかねえ」

   元義父は「逮捕の知らせを聞いたとき、来るべきものが来たなと思った」と前置きし、こう話している。「事件の1か月後、警察の方に拓也は犯人の可能性があるから調べてくれと言っていたんですよ。(疑った理由は)車ですね。拓哉は当時、セダンと母親のワゴン車の両方を使っていた。ゲームコーナーで100円か200円でキャラクターの縫いぐるみをつかむのが得意で、とってきてはそれをワゴン車のドアの上に載せていた」

   警察が発表した「白色のワゴン車の後部ドアにぬいぐるみが揺れていた」という目撃情報と一致しているし、白色のセダンも目撃されていた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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