「勝又の自宅をガサ入れすれば何か出てくるはず」捜査官の執念
小川「これは警察の執念です。通常、捜査に進展がなければ捜査本部の人員は数か月後に少なくなり、1年後には半減します。でも、神奈川県警や警視庁と比べて栃木や茨城県警は警察官の人数がの数が少ないのに、事件発生当初の捜査体制をそのまま維持していた。これは、驚くべき事です」
コメンテーターの萩谷順(ジャーナリスト)は「きのう3日(2014年)の会見では、捜査本部は押収したパソコンの画像について、その中身を詳しくは明かさなかった。裁判になれば被告が黙秘や供述を翻す可能性あります。それでも容疑者を追い込められるという重大な何かを捜査本部は握っているのではないでしょうか」という。
捜査本部は事件後早くから勝又が「本ボシ」とみていたが、事件とつながる物証や目撃証言がなく追及ができなかった。しかし、自宅を家宅捜索すれば何か出てくるのではないかとニラんで、偽ブランド容疑で身柄を確保してガサ入れに入ったということだろう。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト