「北海道の音更町で37.8度。北海道の最高気温としては90年ぶりですからね」
司会の加藤浩次が呆れたように伝える。きのう3日(2014年6月)も北海道は記録的な暑さとなり、帯広市の北に位置する音更町駒場では朝から30度を超え、その後もぐんぐん上昇した。
全国の熱中症も去年の7倍
「遠くのクルマが蜃気楼のように見えます。照り返しとまとわりつくような暑さで汗が噴き出てきます。とにかく暑いです!」
札幌テレビの記者が音更町から伝えるが、なるほど顔中汗だらけで、白いワイシャツは水でもかぶったようにびしょびしょになっていて、体に張り付いている。
宮崎哲弥(評論家)「(37.8度が)90年前にあったというのもオドロキですけどね」
網走地方の美幌町や北見市でも37・2度を記録し、道内17地点で35度以上の猛暑日となった。
この猛暑、北海道だけでなく、全国的に高温が続いていて、先週だけで熱中症で搬送された人は1637人と去年の同じ時期の7倍、このうち4人が死亡している。キャスターのテリー伊藤は注意を呼びかける。「車の中の熱中症も危ないんですよ。軽自動車のワンボックスカーなどはエアコンが運転席にしか噴出さないものが多いですから、後ろの席は温度が上がりやすいんです」
後ろの席には年寄りが乗ることが多い。とくに注意だ。