真夏日、猛暑日が続き、冷夏の予想がすっかり外れた格好だが、では、梅雨明けの日本列島は41度を記録した昨年並みの熱夏になるのか。「先のことは分かっているのかい」と司会の小倉智昭が気象予報士の天達武史に聞く。「きょうはしっかり勉強してきました。いま分かっているすべてをお伝えします」と8月までの長期予報を伝えた。
梅雨入り「近畿・東海はあす4日」「関東は6日」
まずは今週の予報から。梅雨入りした九州に続いて、近畿・東海はあす4日、関東も6日に梅雨入りするという。梅雨入りしてからは、太平洋高気圧が強まり梅雨前線を押し上げようとするが、力及ばず近づいたり遠のいたりするため、日本列島に近づけば激しい雨をもたらし、遠のけば空梅雨で気温も高くなるという予想だ。
7月に入ると太平洋高気圧が力をつけ日本列島まで梅雨前線を押し上げて停滞させて、集中豪雨や竜巻の発生など不安定な天候をもたらし要警戒だ。しかし、8月になると北日本を中心に冷夏がやってくるらしい。冷たい空気を持ったオホーツク海高気圧がやってきて太平洋高気圧が弱まり、北日本では冷夏、東・西日本では太平洋高気圧のヘリ当たるために2~3日晴れたあと雨が降るような天候不順が続くという。
どうやら今夏は、昨年のような猛烈な残暑は避けられそうだが、小倉は「天達が当たればね」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト