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東京電力会長ゴルフ三昧!運転手つき高級送迎車で毎週末…福島に足を運んだのは1回だけ

   久しぶりに『フライデー』が軽いスマッシュヒットを飛ばした。「税金4兆円投入の東電數土(すど)文夫会長が運転手つき高級送迎車で連日ゴルフ豪遊」がそれだ。5月17日土曜日、安倍首相が福島の飯坂町、桑折町など、いまも原発事故の風評被害に苦しむ福島の各地を視察に訪れた、まさにその時「ナイショーッ」というかけ声が千葉市若葉区の京葉カントリー倶楽部に響き渡ったそうである。そこには東京電力の數土会長(73)の姿があった。

   數土会長は白いポロシャツにベージュのズボンといういでたちで、朝7時半に到着。知人とプレーを楽しんだという。自宅から車で30分とかからないほどの距離だが、自家用車を使わず運転手付きの車で行き来し、ゴルフバックも運転手が運んでいた。それもこの日だけではなく、今年4月に東京電力会長就任後、毎週末にはゴルフ場で豪遊している姿が目撃されているのである。

   しかも、數土氏の会長就任については、東電社内にも懐疑的な声があったそうだ。<「數土さんは、4月の会長就任後一度しか福島に行っていない。会長専用の高級車を乗り回し、出社しても夕方に退社して『オレの夜の行動は詮索するな』と宣言したという話も聞く。

   社内では、數土氏の発案で、5月23日を期限に1000人以上の希望退職を募っていました。しかしその当人がプライベートはやりたい放題というのでは納得は得られない」(東電社員)>

   運転手付き高級送迎車での數土氏のゴルフ場通いは、フライデーが目撃しただけでも、5月17日のほか4月27日、5月18日の計3回あるという。<「數土氏は、平日の5月2日にも北海道でゴルフを楽しんでいます。前日の5月1日に札幌入りし、北大の同窓生らとパーティーを開き、3日に帰京という2泊3日の日程でした」(東電社員)>

   この數土会長が乗り回す高級車や運転手の費用、ゴルフ代は誰が負担しているのだろうか。東京電力広報部は<「數土会長はプライベートでゴルフを行っております。当社はその費用を負担しておらず、社用車を使用した事実もありません」>と答えている。

<それではプライベートを含めた數土氏の多額の車代を、どの企業・団体が払っているのか。原子力損害賠償支援機構を通じて4兆円以上もの国費を受け取る「国営企業」の会長として問題はないのか。さらに、福島には一度しか足を運ばず、運転手つき高級送迎車でゴルフに明け暮れるのは、東電のトップとしてふさわしい行動なのか。きわめて疑問だ>(フライデー)

   至極もっともな考え方である。それも數土会長がゴルフで遊んだ4月27日の夜、東京の八王子、日野、町田などの30万戸で大規模な停電が発生し、東京電力は対策に追われたのだ。こんな会長は早くクビにしてしまわないと、東電への風当たりはますます強くなるに違いない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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