遺体のそばに遺留品ばらまいた?
こうした状況から、伊藤さんの遺体は発見の直前に何者かが運んできて置いた可能性が高い。それまでの3週間、腐敗が進む遺体をどこに置いていたのか。また、どうやって運んできたのか。
菊地幸夫(弁護士)「遺留品が見つかったというが、それが伊藤さんと関わりがあるとすると、犯人は遺体だけでなく、遺留品も持って来てばらまいていることになりますよね。むずかしい事件です」
司会の加藤浩次「緑地は携帯の電波が途切れた場所から近いんですよね。途切れた場所を調べていないとは考えられないですが…」
菊地「警察犬も使っているでしょうから、あれば臭いで見つかっているはず。運んできたというのは異例ですね」
香山リカ(精神科医)「私は北海道出身で、子どもの頃にこのあたりも行っていると思うんですが、緑地といっても原生林みたいなもので、警察の見落としもありうるんではないでしょうか」
加藤「犬の散歩の女性が見つけてるんだから…」
キャスターのテリー伊藤「車を止めたところから、腐乱した死体を数十メートルも運ぶってのは大変ですよ。ホントにやったのか?」
状況からは結論が出ない。当然、かなりはっきりした足跡が残っているはずだ。例によって、警察はまだ何かをつかんでいるのだろう。難儀なことだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト