身長のハンディ乗り越えて評価されたジュリエット
大阪育ち。4歳からバレエを始め、一緒に練習した仲間によると、いつもニコニコしていて、ちょっと天然でみんなを楽しませてくれたという。しかし、2000年の雑誌のインタビューに、「鏡が体重計なんです。鏡の前でレッスンしてるから、ちょっと太ったななんてすぐわかる」と話している。16 歳にして、すでに厳しい食事管理について語っていた。
そして高校1年生のこの年、ローザンヌ国際バレエコンクールに挑戦した。当時指導していた宗田静子さんによると、「際立って光り輝くという感じではまだなかったけど、目的がはっきりしていましたね」と語る。ここで158センチという身長のハンディを乗り越え優秀賞を得た。
この年、サンフランシスコのバレエ学校に留学し、18歳でカナダのバレエ団、2012年にスウェーデンのプリマになった。「ジュリエット」の主役に抜擢されたが、稽古中に右のふとももを負傷した松葉杖の彼女にエック氏がかけた「あなたじゃないとできない」という言葉に励まされたと、木田さんは話す。同じバレエ団の児玉北斗さん(32)と昨年婚約した。サンフランシスコの学校以来の仲だとか。
司会の加藤浩次「バレエはよくわからないけど、凄い人がいる」
坂口孝則(経営評論家)「経済で3Kというと、高齢者、環境、観光なんですが、もうひとつ、稽古というのがあって、バレエスクールが増えているんです」
加藤「年配の人がやってるんですか」
坂口「そう。木田さんの受賞でバレエが注目を浴びるのはいいことですよね」
キャスターのテリー伊藤「ボクらは賞をとって初めて注目するわけですけど、子どものときからの積み重ねなんだよね。偉いなぁ」