石川県金沢市の小学校で27日(2014年5月)午後、運動会の最中に男がナイフを振り回し児童を追いかけ回す事件があった。現場には警察官の保護者もいて、すぐ取り押さえられ児童たちにケガはなかった。男は駆けつけた警察官に建造物侵入と銃刀法違反の疑いで逮捕された。
仕事なく募るイライラ
男は小学校近くに住む無職の諸田幸博容疑者(31)で、調べに対し「日常生活に不満を持ち、人を刺そうと思いナイフを持ち出した」と供述しているという。警察では無差別殺人を狙った事件として捜査を続けることにしている。
萩谷順(ジャーナリスト)「これは安全管理の体制とか、それが不備だったとかいう問題ではなくて、日常生活のイライラをこういう形で発散させてしまう人たちが、増えているのかはわからないが、そういう傾向にある困ったこと」
松木安太郎(サッカー解説者)「女性だったり、子どもだったり、弱い者をやる。あり得ないでしょう。広場にみなが集まったところは相当ケアしないといけなくなりますよ」
司会の赤江珠緒「社会に対し不満があるなら、権力者に対し物申すとかあるでしょう。どうして弱いところに。腹立たしいですね」
今回も容疑者は無職で、物価高など日常生活への不満や将来への不安があるのだろう。なぜ弱者を刃物で狙うのかも含め専門家の意見を聞きたい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト