中国が強引に石油掘削作業に着手し、緊迫状態が続く南シナ海・西沙諸島沖で、中国漁船の体当たりを受けたベトナム漁船が沈没する衝突があった。乗っていた漁師10人は海に投げ出されたが、他のベトナム漁船に救助されて無事だった。
ベトナム政府の発表によると、現場の海域では当時、約40隻の中国漁船がベトナム漁船を取り囲んでいたといわれ、ベトナムの漁業監視船も中国の艦船に数回にわたって体当たりを受けたという。
一触即発…中越全面戦争に拡大の恐れ
勝手に領海線を引いて戦争も辞さない強引な中国のやり方は、旧日本海軍の関係者によると、かつて南下政策で南シナ海へ向かった海軍が駆逐艦を数隻出動させ、周辺海域を威嚇したやり方とそっくりだという。中国がこのまま強引な行為を続ければ、日本を侵略行為だ、靖国はけしからんと批判する資格はない。
司会の羽鳥慎一「体当りはこれまで何度かあったけど、沈没となるとことが大きくなってきますよね」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「一触即発で、ちょっとしたことで大きな惨事、戦争になりかねないですよ」
どれほどの武力を持ったのか知らないが、火遊びはやめたほうがいい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト