AKB襲撃の梅田悟―母親・オジが語った異様「人の話聞かない、しゃべらない」「思いのまま行動」

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凶器がサバイバルナイフだったら命危なかった

   いじめ、引きこもり、疎外感、絶望感、凶行―。ほぼ共通しているのが無職だ。今回の事件は一種の通り魔だが、前にも見た聞いたという既視感がやりきれない。

   司会の加藤浩次「だれでもよかったというのは、AKB以外でもよかったということですね」

   ロバート・キャンベル(東京大教授)「AKBに行ったというのは、アイドルを意識はしていたということでしょうね。自分の屈折した感情もあったと思います。カリフォルニアでも20代の 男性が女子学生を銃で乱射した。屈折した感情です」

   加藤「女の子が自分を振り向いてくれないと…」

   キャスターのテリー伊藤「AKBは奇跡のグループですよ。売り上げも上げているし文化でもある。それが1人の若者のために傷ついていくのは悔しいよね。殺意のある人間が出てきた時に対応できるようにしないと」

   梅田が所持していたのが折りたたみ式のノコギリだったからこの程度のケガで済んだが、これがサバイバルナイフのような大型刃物だったら命が危なかった。西村綾子レポーターが梅田の数人前にいたファンに話を聞いていた。悲鳴を聞いて、血を流して逃れるアイドルを見ていた。しかし、彼は駆け戻って手助けしたり、手をさしのべたりはしていない。この既視感には慄然とするものがある。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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