世界遺産「姫路城」大修理終了…あれえ、ずいぶん白くない!?あれじゃあ「白すぎ城」

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   世界遺産にも登録されている「白鷺城」こと姫路城の平成の大修理が終わり、久しぶりに姿をあらわした天守閣を見上げ姫路市民が騒然としているという。2009年から行われていた大修理に伴う覆いが外され、3年ぶりに姿を現した天守閣に「白くない?」と驚いているのだ。なかには「白すぎ城」の声も。

教育委員会「これが本来の白さ。漆喰にカビが生えると黒ずんでくる」

   姫路市教育委員会文化財課の福田剛史氏によると、「実はこれが本来の姫路城の白さなんです。白くなっているのは屋根の瓦の間に漆喰を塗っているから」という。全国でも屋根に漆喰が塗ってある城は珍しく、これが白鷺城のいわれか。

   これまでの白鷺城は白い漆喰にカビが生えて黒く見えていたとのだいう。白い漆喰は1年ほどでカビが生え黒くなるが、今回は防カビ剤を塗って3~5年はカビが生えないようにした。そこで福田氏がPR。「本来の姿に生まれ変わった姫路城を見ていただく期間は短いので、ぜひお越しいただき、この白さを体験していただきたい」

   司会の赤江珠緒「たしかにびっくりしました。でも、もともと白鷺城といわれた白さかと思うと感動しますね」

   赤江は姫路市にほど近い明石市出身なのだ。まだ大修理は終わったわけではなく、白鷺城の全貌が姿を現すのにはまだ1年近くかかり、来年(2015年)3月27日から一般公開されるという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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