佐藤弁護士に「よく生きて収監させてもらいました」
無罪と信じていて裏切られた佐藤弁護士は公判のあと会見して、「恐るべきウソの天才だが、彼を見捨てないと言えたのは、自分なりによかった。よく生きて収監させてもらいましたと言ってくれました」と涙ぐんで、苦しい胸中を語った。
片山には、「アナと雪の女王」の曲「ありのまま」をひいて、「ありのままの自分を見つけて、まだ善なる部分が生きている、そういうものが悪魔に勝つ」と諭したという。片山は「すがすがしい気持ち」といっていたといい、佐藤氏は「真人間になるきっかけはつかんだと思う」と語った。今後は精神鑑定をして、「迷惑をかけたとわからせたい」
司会の加藤浩次「弁護士としてはこれでいいんでしょうか」
菊地幸夫(弁護士)「弁護士はまず被告を信用しないといい弁護はできません。今回は弁護をやめてもおかしくないケースだが、弁護士として正しい判断だったと思います。ただ、すがすがしいというが、誤認逮捕された4人のことをわからせてほしですよね」
キャスターのテリー伊藤は手厳しい。「自殺を考えたというのはウソだと思う。弁護士は『ウソの天才』といったが、これくらいのウソつきはいくらでもいますよ。それから、きのうの裁判が9回目。1回の公判で何百万円もかかる。こんなバカみたいな男のために何千万円もかけている。彼は『もうとっとと認めて早く出たい』と切り替えていると思うよ」
菊地弁護士はもうそれほど時間はかからないだろうという。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト