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ASKA覚醒剤疑惑、佐村河内守スキャンダル…スクープ続きの週刊文春さすがに販売部数トップ

   佐村河内守スキャンダルも見事だったが、週刊文春の情報力と取材力には感服する。昨年後半(7月~12月)のABCによる雑誌の販売部数が公表されたが、週刊文春が週刊誌部門で堂々第1位なのも当然である。

   週刊文春46万8910部、週刊現代が36万6829部、週刊新潮が35万0454部、週刊ポストが31万9528部、FRIDAYが15万1723部、週刊朝日が11万2600部、今回からABCに入ったFLASHが11万354部となっている。この中で、前年同期比100%を超えたのは週刊ポストだけで100.43%。週刊現代は86.33%、FRIDAYは91.58%、週刊朝日は86.56%である。週刊現代と週刊朝日の落ち込みが目立つ。

   その好調な週刊ポストだが、飯田昌宏編集長が6月で替わるという話がある。これまでの週刊ポストとは違う路線をつくってきた名編集長だけに、ここで替わるのは惜しい気がする。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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