ASKA逮捕から6日…クスリ切れてきて供述始める?捜査当局は覚醒剤「所持」から「使用」で再逮捕

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   覚醒剤を所持していたとして逮捕されたASKA容疑者(56)は容疑を否認し、「暴力団関係者からアンナカと聞いてもらった分が残っていた」と供述しているという。ところが、家宅捜索で自宅から覚醒剤の吸引器や親しい友人から入手してという検査キットが出てきたり、覚醒剤の陽性反応が出たりと矛盾だらけだ。

アンナカなら検査キットいらないはず

   アンナカとはどういうものなのか。正式名は「安息香酸ナトリウムカフェイン」といい、頭痛、倦怠感、眠気があるときに服用する鎮痛剤という。劇薬に指定され、医師の処方箋なしで譲渡するのは違法だが、受け手側には罰則はない。元厚労省の麻薬Gメンだった浦上厚氏は「アンナカは1960年ごろまで覚醒剤に混ぜて使っていた、いわゆる増量剤です。(ASKAが)アンナカと言っているのは、覚醒剤を打ち消したいという言い訳」という。アンナカは検査キットには無反応で、むろん吸引器の必要もない。

   浦上氏「覚醒剤をやると不安になり、出なきゃいいなと思う気持ちで検査キットを使ったのでしょう。検査キットを持っているということは、覚醒剤と知っていてやっていたということの裏返しですよ。アンナカで言い逃れができると思っているようだが、逮捕からちょうど6日。薬が切れかかり、やや正常に戻って、これから素直な答えが出てくると思います」

本格追及は「毛髪鑑定」の結果待ち

   ASKAの逮捕容疑は覚醒剤取締法違反の「所持」だが、浦上氏は「『使用』についても再逮捕は必ずやります」と断言した。その時期は、現在行っている毛髪の鑑定で、覚醒剤をいつごろから使用していたか立証でき次第といったところだろう。

   それにしても、薬はクリエイティブな仕事に必要とでも思っているような芸能界を覆う風潮を、松尾貴史(タレント)が批判した。「クリエイティブな仕事だから使ったという論議にはまったく反対で、それじゃなければイメージが湧かないというのは、もともと才能がないということですよ。覚醒剤に手を出してしまい、癖になってしまう人は、快楽物質みたいなものでコントロールできない状態になってしまっているだけで、辛いから使ったなんてことは絶対にないと思いますね」

文   モンブラン
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