心なしか、いつもの張りつめたものが消えていたよう…。フィギュアの浅田真央選手(23)はきのう19日(2014年5月)、向こう1年間の「休養」を宣言した。競技には出ず、大学(中京大体育学部)がメインの生活になるというが、アイスショーには出るというから、やっぱりただの大学生ではなさそうだ。
佐藤信夫コーチ「『もうがんばれない』という気持ちだったらきょうの決断にならない」
会見で浅田は「今年は体も気持ちも少しお休みすることに決めました」「体も心も負担になっていると感じていたので、休みも必要なのかなと」と話し、「大学に通い始めたのですが、スケートも滑りたいなと思っています」
しかし、「次のオリンピックのイメージは?」と聞かれると、一拍あって「ないですね」と笑った。「復帰のあとは?」には「ハーフハーフ」
会見を受けて佐藤信夫コーチは「とりあえず、おつかれさんということ。ずいぶん辛い思いを顔にも出さずに耐えてきたなと、私は思ってます」と話した。今後について、「本人が『頑張れないだろうな』と思ったら、きょうのような決断にはならなかったんじゃないかですかね。(現役続行は)あくまで本人の意志」という。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト