「予約送信」のスマホ埋めてアリバイ工作!尾行の捜査員しっかり確認
西村綾子リポーターが埋めた現場の河川敷で2つのスマホを使ってアプリをテストしてみせた。2分後に送信するようセットしたスマホを地中に埋めると、正確に2分後、もうひとつのスマホに着信があった。普通にあるアプリだという。
裁判は他人のパソコンを遠隔操作して、「脅迫メールを送った」という威力業務妨害容疑だが、逮捕の決め手は事件の犯人が予告した「江ノ島のネコ」に首輪をつける片山の防犯カメラ映像だった。
しかし、片山は一貫して犯行を否定し無罪を主張している。遠隔操作ウイルスを自作する能力があったかどうかなど、ネットなどでは「えん罪ではないか」という見方が広がっていた。東京地裁は3月に保釈を認めていた。
ロバート・キャンベル(東京大教授)は辛辣だ。「持ち主の特定ができないSIMカードを入れるなど入念だったが、警察に尾行されていることに気づかないという浅はか。要するに愉快犯ですよね。自作自演はわかったとしても、2年前の事件と結びつくかどうか」
司会の加藤浩次「今の裁判とどうつながるんでしょうねえ」
キャスターのテリー伊藤「裁判官の心証は非常に悪くなりますよ。連絡がとれないといっても、警察は知っていたと思う」
次の公判は5月22日午前10時。さてどのツラ下げて現れるか、見ものだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト