虎の尾を踏んだ安倍首相!「集団的自衛権」強行でちらつき始めた「辞職」の二文字

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小学館の「週刊ポスト」よ!徹底的な福島現地取材やってくれ

   未だに文科省はモニタリングポストの放射線量の数値を低く抑えていることも「周知の事実」である。大量の放射能が入り込んでいる地下水の処理さえできていないのに、オリンピックを誘致したくて安倍首相は「地下水はコントロールされている」と世界に向けて「嘘」をついた。

   こんな国のいいかげんな対応が、福島県民だけではなく、多くの国民に不信感を抱かせたことは間違いない。避難命令を解除しても多くの住民が村や町に帰らないのは、政府や県や村の上の連中がいうことを信用していないからである。疑心暗鬼のところから「風評」は生まれるのだ。

   小学館に言いたい。『週刊ポスト』から何人か記者を福島に行かせ、3・11以降に鼻血を出した人間がいたのかいないのか。いたとすればどれぐらいいたのかを調べてもらいたい。サンプルは1000人ぐらいでいいのではないか。雁屋氏がそうとうな覚悟で書いたものを、何ら根拠もなく批判したりする連中には事実を持って語らせ、わからせるしかないはずだ。

   放射能の影響はまだまだ未知のことだらけである。「低線量でも正しく怖がる」ことこそが被曝大国日本の取るべき道であるはずだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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