最近2週間に首都圏で震度4と5弱の地震が立て続けに発生した。「とくダネ!」の街頭インタビューでは、「一番知りたいのは、今後いつ大きな地震が来るのか」といった声が上がり、首都圏の多くの人がこれらの地震と、近く起こると言われ死者が2万人以上になるとも想定される首都直下地震と関連があるのかどうか、心配している。
専門家「『関連わからない』と正直に言うべき。いずれ浅いところで起きる」
気象庁は関連性について否定的だが、専門家の島村英紀・武蔵野学院大学特任教授は「気象庁は正直に『わからない』というべきです。いずれ浅いところの大地震が起きるかもしれない。それが学問的に正しい言い方だ」と指摘する。
5日(2014年5月)に東京・千代田区で震度5弱を記録した地震は、プレートの深いところで起きた地震だったが、過去に起こった大地震の例からして、「深くて大きな地震が起きると、いずれ浅い大地震に結びつく」ことは考えられるという。