夫の不倫が原因で幼い子供を連れて離婚ということなら、妻に世間の同情は集まるものだが、この人の場合、夫から取った金額が半端ではなかったため、逆に嫉妬されてしまった。
2010年、タイガー・ウッズの複数の相手との不倫スキャンダルが発覚し、離婚した元妻エリン・ノルデグレン(34)は、慰謝料など約1億ドルを受けとり、豪邸が建ち並ぶノース・パームビーチのビーチフロントの一等地に2000万ドルの豪邸を建設し、現在の恋人はその豪邸の隣に住む億万長者の企業家だ。
大学に戻って心理学の学位取得
「上手いことやった」「いけ好かない」と嫉妬される要素は揃っているノルデグレンだが、最近は母親として、女としてのぶれない強さで同性からの支持を集めている。メディアには出ず、2人の子供を通してタイガーと現在の恋人、美人スキーヤーのリンゼイ・ボーンとも上手く付き合い、最近ではフロリダのロリンズ・カレッジで心理学の学位を取得した。タイガーと知り合う前から児童心理学者になるのが夢だったという。
学位授与式でスピーチに立ち、「大学に戻るかどうか迷っているすべての母親に言いたい。あきらめないで。決して遅くはないのよと」と語った後、心理学の授業が人生で最も危機的な時期を乗り越えるのに役立ったと、タイガーの不倫スキャンダルを臭わせた。
ネットでは「お金ならあり余るほど持っているのに、学位取得に頑張った。タイガーは屑だけど、彼女は子供たちにとって良いお手本ね」「おめでとう!よくがんばった」など好意的なメッセージが寄せられている。
Noriko Fujimoto