駅前屋上バーベキュー人気!食材も器具もすべて用意―手ぶらで出かけて後片付けもなし

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   兵庫県赤穂市の山火事は東京ドーム15個分の広さを焼きつくし、山陽自動車道なども7時間半にわたり通行止めとなったが、原因はバーベキューだった。「消火を確認しないで炭火を捨てた」として、男性会社員(40)が森林法違反の容疑で逮捕された。

   このニュースの後の「チャン知り」コーナーが、なんと新しいスタイルのバーベキューが大流行という話題だった。以前から予定していた偶然か、意識しての展開か。どちらにせよ、なんだか皮肉なことになった。司会の夏目三久が「皆さん、正しい消火を」と繰り返し呼びかけていた。

兵庫県赤穂市でBBQの火の不始末で山火事!そんな心配もなし

   逮捕された男性は容疑を認めているという。家族は「水をかけたんですけど、火が風で飛んで」とインタフォン越しに話した。

   日本バーベキュー協会の下城民夫会長によると、炭火は表面が消えたと思っても火種が残るケースがよくあり、ふたで密閉する火消しツボを使うか、バケツの水に炭火を徐々に入れて10分以上浸すことが必要があるという。「びちゃびちゃになる程度まで完全消火するのが一番基本です」

   夏目はフリップを示して、「軍手で扱うのは危険」「そばにバケツの水を置く」「着火剤の使い方に注意が必要」と強調していた。さらに、水を(一気に)かけると水蒸気でやけどする可能性もあり、炭火を穴に埋めず、火消しツボに入れてふたをすることなども強調していた。

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