サッカーW杯の日本代表23人が決まった。「サプライズがありましたね」と石井大裕アナが切り出した話題の中心は、大久保嘉人選手(31)の代表入りである。昨季のJ1得点王、2年3か月ぶりの選出だ。本人はインタビューにこたえて「サプライズで選ばれた分、がんばりたい」と話す。「あさチャン!」は豪華観戦ツアーや戦力分析などで盛り上がり、グループリーグ3戦全勝のシミュレーションまでやって気分はもうW杯開幕だ。
奇しくも父親の一周忌「日本代表になれ。空の上から見とうぞ」
「オオクボ」とザッケローニ監督の発表すると、会場は「オーッ」とどよめいた。大久保は「経験もありますし、それを生かして活躍する自信もあります」ときっぱり言う。司会の齊藤孝は「大久保選手はJリーグの得点王ですから、選手たちもやる気になりますよね」
発表日のきのう12日(2014年5月)は、61歳で亡くなった父・克博さんの一周忌だった。「日本代表になれ。空の上から見とうぞ」と書かれた最後の手紙を読む大久保には強い思いがあったのだ。
石井「唯一のサプライズは大久保選手ということですかね」
ゲストのラモス瑠偉は大久保選出は予想していたと強調して、「僕にとってはサプライズではない」。スタジオがやや混乱する場面もあったが、メンバー選出の新聞号外やサポーターの声などにつないでそこは無難にまとめた。男性ファンは「ベスト8ぐらいは」といい、女性ファンは「ベスト4を目指して」とさらに強気だ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト