2200メートルの深海に沈んでいる船から時価およそ1億3000万円の金塊が見つかった。見つかったのは一部で大半はまだ海の中という話がアメリカから届いた。サウスカロライナ沖の大西洋で無人探査機が引き上げたもので、金の延べ棒5本と1800年代半ばの20ドル金貨2枚。海底に眠っている金塊の5%だという。
受け取りは所有者の相続人1人だけ
157年前、日本は幕末のころだが、金塊21トンを積んでニューヨークに向け航行中の「セントラルアメリカ号」がサウスカロライナ沖で沈没してしまった。これが引き金になって経済恐慌が欧米各国に広がった。
1988年に船の沈没店が判明し金塊2トンが引き上げられたが、金塊の所有権を巡って裁判沙汰になり、探査は20年以上も中断したままになっていた。それに今年3月(2014年)にようやく決着がついて探査が再開したというわけなのである。
まだ86億円相当の金塊が海底に眠ったままで、法定受取人はたった1人で、その相続人がすべて受け取るらしい。ほかに、探査を行なっている会社や探査に投資した人などに配分される。
司会の羽鳥慎一「こんな事ってあるんですね」
松木安太郎(サッカー解説者)「映画を見ているみたいですよ」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト