「早く見つけてほしい。弔ってほしい」
元滋賀県警鑑識課の坂本啓一氏は「怨恨や恨みなら死体を山の中や海に遺棄するのが普通です。長年にわたり良い状態で保存し、人目の付くところにあえて置いて立ち去ったというのは、誰かに早く見つけて欲しい、弔って欲しいという心理が働いていたのではないでしょうか」
司会の齋藤孝「どのくらいの期間かわかりませんが、綺麗な状態で保存していたというのは何か情念を感じますね」
殺人なのか、病死した身内の葬儀が出せなかったのか。いずれにしても、きれいに白骨化するまでには死臭が相当にきつかったはずだ。周囲に気付かれない保管場所があったということだ。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト