慢性閉塞性肺疾患と肋骨骨折で入院していた落語家の桂歌丸(77)がきのう1日(2014年5月)、1か月ぶりに高座に上がった。新宿・末廣亭に着いた歌丸は危ない足どりで、「座ってしゃべるのはいいんですが、歩くのがつらいんですよ」という。もともと痩せているから、そうやつれた感じもないのだが、足がどうもいけない。日本テレビ系『笑点』の仲間の三遊亭円楽(64)に手をひかれて登場した。 座布団についたところで、円楽が後ろから合掌して笑いをとって逃げていった。
「やっぱり親切心じゃなかったんですね」
病気のことも織り交ぜながらたっぷり30分語った。
「77歳。まだ折り返し点だよ」今月末から『笑点』収録
同じ寄席に出ていた三遊亭小遊三(67)は「普段頑健な人が入院というと、えっ、どうしたのってびっくりするけど、師匠は生きてるのがやっとで、70何年間やって、それがちょっと休養したという感じで」などと、これも笑点仲間のお祝いだ。
森圭介アナ「30分という大ネタでした。笑点にも今月31日の収録から復帰だとのこと。いま77歳で、これが折り返し点だそうです」
キャスターのテリー伊藤「この歳になって戻る仕事場があるというのは幸せだね。普通だったらないよ」
森「来年が笑点の50周年で、それまではやりたいとおっしゃってます」
テリー「もう半分死んでるんでしょ」(爆笑)
笑いのネタなら、何をいってもいい世界らしい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト