先週の24日木曜(2014年4月)午後4時ころ、宮崎県日南市の沖合2キロで、漁から戻る途中の漁師・山下善士さん(71)が高波を受けて船から転落した。帰宅時間になっても戻らないと大捜索になったのだが、12時間後に本人がタクシーで戻ってきた。その仰天の顛末は?
長靴逆さにして浮袋代わり!岸まで2キロ泳ぎ着く
家族が心配していたところへ、船だけが自動操舵で港に入ってきたからさあ大変。ヘリコプター、巡視艇のほか漁船3隻が出て、山下さんを捜索したのだが見つからない。翌日午前3時に捜索はいったん打ち切られた。ところが、その1時間後に山下さんがタクシーで家に帰ってきたのだ。
司会に加藤浩次「え、どういうこと!?」
山下さん、海に落ちた後、1時間半をかけて自力で泳いで岸にたどり着いた。しかし、さすがに疲れて寝込んでしまい、未明になって目覚め、近くの人がタクシーを呼んでくれたのだという。
助かったのにはわけがあった。救命胴衣はつけていたが、それ以外にも漁師歴50年の知恵があった。履いていた長靴を逆さまにして空気を入れ、浮力をもたせたのを両脇にかかえて泳いだのだという。これで体力の消耗を減らせたということらしい。
加藤「すごい判断だなぁ」
キャスターのテリー伊藤「泳ぎに自信があったんだろうね」
森圭介アナ「水温が18度あったのもよかったようです」
加藤「タクシーはお金貸してくれたの」
そういう話しじゃないだろう。
テリー「家に帰るんだから」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト