富岡製糸場「世界遺産効果」早くも入場者は過去最高、シルクアイス売り上げ2倍

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周辺の駐車場満車、うどん屋も売り切れで閉店

   きのうは、いわば遺産登録のお披露目初日だった。入場者への説明はボランティアの市民の手で行われてきたが、この日はいつもの2倍の25人を動員。ほかに市職員まで加わって説明にあたった。

   町も活気づいた。名物のひとつ、マユの形をした葛湯「まゆこもり」は試飲コーナーを作って、普段の2倍の売り上げとなった。近くの「峠の釜飯」も売られていて、2分に1個という売れ行きだった。ほかにシルク入りのソフトクリームもあって、売り上げは「去年のゴールデンウイークの2倍くらい」という。

   うどん屋さんは閉まっている。あまりの客に手が足らなくて、午後2時に店を閉めてしまったのだという。駐車場は6か所あるが、これもいっぱい。ナンバーを見ると、横浜、福島、三河なんてのもあった。今週末からの連休本番はどうなることやら。

   司会の加藤浩次「教科書では見たことがあるけど、実際に見ると違いますか」

   西村「明治にできた時のままがたくさんあります。ボランティアの説明ツアーも面白いですよ」

   勝谷誠彦(コラムニスト)が「農業である養蚕を工業にまで高めた記念碑」とたいへんな蘊蓄。なぜかと思ったら「母方の実家は製糸業だった。没落して破産して大阪へ流れてきて、ボクが生まれた」

   キャスターのテリー伊藤「あの紡績機、あれを動かせたらいいな」

   勝谷「蚕がマユを作っているところもね」

   それはたしかに面白いだろうが、生き物の管理は大変だろうな。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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