徘徊癖の認知症男性「駅入り込み列車事故」遺族に賠償判決―見守り義務怠った

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   愛知県大府市で2007年、認知症で徘徊癖のあった91歳男性がJR東海の駅に迷い込み、電車にはねられて死亡するという事故があった。JR東海は遺族に損害賠償を求めて提訴していたが、きのう24日(2014年4月)の控訴審判決は、事故当時85歳の妻に360万円の賠償を命じるものだった。家族には「見守り義務がある」というのが判決理由だ。

   昨年の一審判決は妻と息子に対して請求通りの720万円の賠償を認めており、それよりは遺族側の責任が減じられた形だ。

85歳妻に360万円の支払い命令

   司会の小倉智昭「非常にキビしい賠償命令ですよ」(小倉智昭キャスター)

   中瀬ゆかり(新潮社出版部部長)「これからこういう案件はものすごく増えていくと思う」

   小倉「介護保険の枠組みでとか、なんか(仕組みを)考えてほしい。これからたくさん出てきますよ」

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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