テレビではかぶりモノをして出ている人をよく見かけるが、その人が山形県の副知事で、場所がまじめな会合となれば、ワイドショーでも「なんじゃ!?」(司会の小倉智昭)と注目を集め、問題の映像が流れることになる。
宮城県仙台市で17日(2014年4月)、約1年後に開かれる国連防災世界会議の準備会合があり、ダークスーツを着込んだ無愛想なオジサンたちが居並ぶなか、山形県の副知事が挨拶に立った。
「会議に参加されるみなさまを山形県として心を込めておもてなしする」という話にとくに奇異な点はなく、周囲もとくになんの反応もなかったが、いささか変わっていたのは、副知事の頭に巨大な赤いさくらんぼのかぶりモノが乗っかってたことである。
山形県は名物さくらんぼのPRのため、県知事が率先してさくらんぼのかぶりモノをかぶっており、副知事も「やるかどうか直前まで迷っていた」が、最終的には知事に追従したようだ。
小倉「国内だからまだよかったが、世界の防災会議でこれは絶対やめたほうがいい」
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト