オバマ大統領いやがった!?安倍首相との寿司会食―「写真取材」米側要望で中止

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   国賓として来日したオバマ米大統領はきょう24日(2014年4月)午前9時20分すぎに皇居の到着し、天皇・皇后両陛下、皇太子さまの出迎えを受けた。歓迎行事では小学生約100人に笑顔で手を振り、儀仗隊の栄誉礼を受けた。両陛下とは約30分懇談し約1時間で皇居を後にしたが、夜には宮中の晩餐会がある。

TPP交渉まったく折り合いつかず

   焦点のTPP(環太平洋経済連携協定)について、甘利経済再生担当相とフロマン通商代表との閣僚協議は深夜3時まで行われたが詰め切れなかった。終了後、甘利は無言だった。協議では農産品重要5項目の関税と自動車の安全基準が焦点となった。23日の昼に4時間半、さらに大統領到着後の深夜にも行われたが、農産品のうち牛・豚肉と乳製品で折り合いがつかなかったとみられる。

   と、ここまでは報道フロアからのニュースでスッキリとわかるのだが、肝心の「スッキリ!!」の方はいただけない。安倍が招いた昨夜の数寄屋橋の寿司店付近は、一目見ようとする群衆と規制の警官とでごった返し、リポーターがさらに声を張り上げる。阿部祐二レポーターが「いま大きな黒塗りの車が(数寄屋橋交差点を)左折していきましたね。おそらくオバマ大統領が乗っているとおもわれます」「(食事を終わって)出てきました。背中を向けているのが安倍首相、こちらを向いているのがオバマ、えー、大統領でございます」

   そんなことは映像を見てればわかるよ。この男には本当に疲れる。

国賓で来日にこだわった日本側

   大統領の訪日の日程ははじめ1泊2日だった。これを日本側が2泊3日を求めたのは、国賓とするためだ。国賓の接遇には最低でも2日かかる。安倍としては、国賓とすることで同盟関係の強さを内外に示す意味があった。

   キャスターのテリー伊藤「オバマ大統領は『人生で一番おいしい寿司だった』といったそうだが、オバマさんはドライな人だから、中曽根・レーガン、小泉・ブッシュみたいな関係にはならないと思う。また、ならなくていいですよ」

   日本テレビの小栗泉解説委員は、両首脳を含めて寿司屋には6人だけで、冒頭に写真撮りがあるはずだったが、直前に米側の申し入れで中止になったという。「TPPをひかえて、飲んで食ってという映像を(米国内に)出したくなかったのではないでしょうか」

   つまりは同床異夢かもしれないと。どうだったのかは日米共同声明でわかる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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