東横線の武蔵小杉が静かな人気になっている。住んでみたい街ランキングで昨年(2013年)の17位から3位に急上昇した。カドカワ発行の「ひと駅ウォーカー」の矢野高宗編集長は「15年前まで武蔵小杉駅には2路線しか乗り入れていませんでしたが、今は13路線が乗り入れています。また、それまであった工場も廃止や撤退をして、跡地に高層マンションが次々と建てられています」と説明する。
昔ながらの商店街も残ってる魅力
高層マンションに入居した若いママは「渋谷などへの交通の便も良く、地元にも大型スーパーやショッピングモールがあります。生活に必要なものはここだけで手に入いります」と話す。
司会の夏目三久「武蔵小杉の基準地価の伸び率は13.4%で、商業地として全国第1位。去年4月に東急スクエア武蔵小杉がオープンして、できたてのお惣菜が夜9時まで買えます」
長谷工アーベスト市場調査部・林祐美子部長は「東京駅までは20分。池袋駅までは22分で行くことが可能です。昔ながらの商店街もあるなどが人気の秘密となっています」
そして、紹介されたのが商店街にある和菓子「泉心庵」。住民が増え、1歳の子どものお祝いに使われる一升餅の売り上げが8倍にもなったという。キャスターの齋藤孝は「昔、武蔵小杉に住んでいたけど、あの街がここまで変身するとは想像もできなかった」と感慨深げだ。多摩川に近いというのも魅力の一つなんだろうな。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト