日本のコメを輸出せよ!現状は高値・高級すぎて米国産、中国産に太刀打ちできず

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減反政策に安住して内向き農業

   米政策に詳しい宮城大学特任教授の大泉一貫氏に、国谷が「日本のコメ輸出はなぜ立ち遅れているのでしょうか」と聞く。「1970年代から始まったコメの生産調整で日本の農業政策は内向きになりました。海外の市場に目を向けてこなかった。減反政策がブレーキとなり、その結果が、現在の状況になっているのです」と説明した。

   新潟の農家グループの取り組みや農協・コメ卸会社など、コメの輸出に取り組む動きも起こっている。農協幹部は「増産しなければ農家の収入は増えません。でも、増産したら国内消費の落ち込みもあってコメは余ります。何とか輸出で活路を見出さないと」と話す。日本農業復活には何が必要なのか。

   大泉教授「農業政策で世界と戦うという姿勢を見せるべきです。そして、さまざまなことにチャレンジしていくこと。内向きの政策では、世界に通用しません」

ナオジン

NHKクローズアップ現代(2014年4月14日放送「日本のコメ 輸出に挑む~新たな市場をひらけるか~」)

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