理研内で「キメラマウス」生きて飼われているはず
理研にも「なぜ?」がある。理研には小保方氏が手がけたSTAP幹細胞「テラトーマ」という組織サンプルが保存されており、「キメラマウス」は生きて飼われている。これらを次世代シークエンサーで分析すれば、2週間でマウスのDNAとの照合ができるはずだという。真偽を確かめる大きな手がかりだ。
DNA分析の第一人者、菅野純夫・東大大学院教授は「あるのかないのか。ある種のデータは取れる」という。だが、理研はSTAP再現のための1年がかりの実験は決めたが、なぜか残資料の解析はしない方針だという。
北澤学長は「理研は両方やる必要があります」という。また、「再発を防ぐシステムを理研が作ればいい。世界もねつ造に悩んでるんですから」と語る。
それにしても、会見での小保方氏は野心や悪意とは無縁に見えた。よほどちやほやと育てられてしまったのか。タレントのテリー伊藤が日本テレビ系「朝ズバッ!」のワイドショー「スッキリ!!」で「アップに堪えるね」と不謹慎なことをいっていたのが、わかるような気がする。
ヤンヤン
*NHKクローズアップ現代(2014年4月10日放送「STAP細胞はあるのか~検証 小保方会見~」)