振り込まれた2億5000万円一部でも使っていれば妻側に莫大な贈与税
借りたカネを返し、代表を辞任したからといって事は収まらないと、週刊新潮は追及している。それは、夫人に振り込まれたカネのうち幾ばくかが使われた可能性があるからだ。ベテラン税理士がこう話している。
<「もし奥さんの口座に移された2億5000万円が、喜美さんから奥さんに『与えられた』ものと認定されれば、贈与となる可能性が出てくる。この額なら税率は50%ですから、奥さんは莫大な額を納めなければなりません。もっとも、この場合、2人とも、借り入れた金の保管先を変えただけと主張するはず。しかし、もし、奥さんがその金の一部を使ってしまったようなことがあれば、その分は夫から贈与されたものと認定されます」>
正確に調べるには夫人の通帳を洗うことが不可欠だが、<「あの夫婦は完全な『主従関係』にある。家来が王様の許可なしに通帳提出を認めるなんて、初めから出来ない話なのです」>
と、みんなの党の関係者が話している。夫婦の知人が「夫が辞めた上に、税金の問題まで出てきたら……。想像するだに恐ろしい」と語っているが、渡辺氏を夫人から守る警備体制が必要のようだ。政治家である前に一人前の男になりきれないこんな人間を選んだ選挙民も、猛省すべきであろう。