ゴルフの祭典マスターズがきょう10日(2014年4月=日本時間)深夜、アメリカ・ジョージア州のオーガスタナショナルGCで開幕する。日本からはこれまで5年連続出場してきた石川遼が世界ランク50位までの出場資格を得ることができず、2年ぶり3回目の松山英樹ただ1人の出場となった。
注目選手として記者会見参加
松山はアマチュア時代の2011年、初出場で27位となりアマ最高位のローアマに輝いた。今回はプロ転向後初めてとなるが、今季は米ツアーを主戦場にしており、9戦して2試合でトップ5入りしている。注目選手の1人として公式会見にも招かれ、「だれにもチャンスがある。プロとして出るからには優勝を目指す」と決意を語っていた。
きのう9日の前日練習では、松山は1998年の優勝者のマーク・オメーラと一緒に回った。16番の水切りショットでは見事にワンオンを成功させた。また、恒例のパー3コンテストではオメーラがホールインワンするなど、幸先いいスタートとなった。
残念!タイガー・ウッズ腰手術で欠場
オーガスタにはアナウンサーの小笠原亘とともにスペシャルレポーターのプログルファー芹沢信雄が現地入りしている。スタジオから石井大裕アナが聞く。「松山選手の調子はどうですか」
芹沢「だんだん上がってきました。いい感じになってきました」
小笠原「今回はプロとして臨むわけですが…」
芹沢「松山君はマスターズに気持ちが入っていますから、プロであろうが、アマであろうが、関係ない感じがしますね」
小笠原「オメーラ選手もほめていましたね」
芹沢「絶賛していました。彼ならやるだろうと言っていました」
スタジオから司会の齋藤孝「マスターズって、凄さはどこにあるのでしょうか」
芹沢「世界の選ばれた人しか出れないというのがまずあります。それと緑の素晴らしさ」
齋藤「コースが結構難しいということもありますか」
芹沢「毎年のように改良されて、選手を困らせるというか、戦いの気持ちにさせるコースです」
今年は世界ランク1位のタイガー・ウッズが腰の手術のため欠場し、優勝争いは混とんとしており、松山にも大いにチャンスがある。心配されるのは昨年痛めた左親指の痛みだが、本人は大丈夫といっている。
TBSはあす金曜と最終日の来週月曜の「あさチャン!」を休止して生中継する。