渡辺喜美「みんなの党」代表辞任!「残高5億5000万円返した」そのカネどこから?

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   みんなの党の渡辺喜美代表がきのう7日(2014年4月)、代表辞任を表明した。8億円という巨額借り入れ疑惑への批判に抗しきれなくなったためだが、「違法な点はない」と強気だった。ただ、野党再編の目玉のひとつが消えたことは確か。復帰の可能性も未知数だ。

党内から「このままでは統一地方選挙戦えない」

   渡辺は会見で「5憶5000万円に利息を付けて本日(7日)返済した」ことを明らかにし、金の一部を党に貸し付けたなど使途の一部も明かした。「個人としての借り入れで違法性はない。とはいえ、(疑惑を招いた)責任はすべて自分にある。代表を辞任する」と説明した。

   ことが表沙汰になった直後は「手元にない」としていた現金も、「妻の口座に移してあった。私は政治家なので、手元にあると使っちゃうが、妻は保守的に管理できる」という。政治資金規制法では、政党は個人献金を受けられないが、政治家個人が借金をして政党に貸し付けても、金の出所は問われない。ここが違法すれすれのグレーゾーンで、実際は選挙資金が捻出できる。

   8億円借金問題でみんなの党に批判が集まり、とくに支持者からの批判に党内が浮き足立った。「来年の統一地方選を闘えない」と突き上げられ、渡辺も抗しきれなかったということだ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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