スキー・ジャンプのレジェンド、葛西紀明選手(41)が結婚していた。きょう8日(2014年4月)の『スポーツニッポン』が報じた。ジャンプ一筋で独身を続け孤高のイメージが強い葛西選手だったが、ちゃあんと「プライベートでもテレマークを決めていた」と「スッキリ!!」も上手いことをいった。
4年前のバンクーバー五輪後に出会い
スポニチによると、お相手は札幌市在住の29歳の女性で、2010年のバンクーバー五輪後に知人の紹介で知り合い、以来、彼女は葛西を献身的に支えてきたという。ソチ五輪で銀メダルをとったあと、国際電話で「お前しかいない。結婚しよう」とプロポーズし、帰国直後、札幌で婚姻届を提出したという。銀メダルが2月15日(2014年)、入籍が22日という早業だった。ほんとにだれも気づかなかったのか。
司会の加藤浩次「銀メダルのあとに結婚しようって…」
キャスターのテリー伊藤「かっこいいね」
葛西も家族もメディアに向かって、ことさらに「独身だから」というようなところがあった。ソチ五輪の前も、「「スッキリ!!」の阿部祐二レポーターのインタビューに「まだ結婚もしてないですしね。結婚して子どもも生まれれば、家族を2018年の平昌(ピョンチャン)五輪に連れて行ける」と話していた。阿部はこのとき、「彼女はいないだろう」と思って、その関係の質問をしなかったという。いまになって、「平昌へ家族をと聞いて、ひらめきましたね」と負け惜しみを言うと、テリーと加藤に「それは後付け」と一蹴された。
「気を使わなくてもいい相手」「野菜中心の特製スープ考案」「マッサージで疲労回復」
加藤「葛西選手はずっと現役続行を言い続けていますよね。それは結婚して、子どもに勇姿を見せたいという思いがあったのかなとも思います」
阿部は「平昌だけじゃない。体の衰えはない、50歳まで、平昌の次までやるといっていました。そのための最適の相手なのではないでしょうか」と、スポニチの記事を丸々いただきで解説した。「初めて、気を使わなくてもいい相手」「野菜中心の特製スープを考案」「マッサージで疲労回復」…などを並べてみせた。「気を使わなくていい」なんてのは危ないところなのだが、まあ、新婚のうちは問題にはなるまい。
テリー「いまは一緒に住んでるんでしょう」
はるな愛(タレント)「素敵ですね。『お前しかいない』なんて」
テリー「ほかの記者は知ってたんじゃないの。北海道の番記者は?」
加藤「そうかもね」
葛西の結婚を知ってて書かない記者なんていないよ。阿部と同じ、「いないだろう」という思い込み、これが落とし穴だった。