実物を見せれば説得力あるが…
毎日新聞の元村有希子・編集委員は小保方氏の反論について次の点が重要だと語る。「実物の何かを持ってくることですね。取り違える前の本来載せるべきであった画像、それをいつ作成したものかというようなデジタル上の情報とともに、STAP細胞であるということを証明する何らかのデータ、あるいは根拠・証拠などを公開することが一番説得力があると思います」
STAP細胞が存在するかどうかについては、理研は「現段階ではあくまでひとつの仮説」として約1300万円の予算を投入し、今後1年間かけて検証実験をする。検証は論文にある方法と、それとは別の方法でも試みるという。しかし、実験には小保方氏は加わらず、実験ノートもデータも少ない中で検証は難しいのではないかという声もある。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト