レジェンド葛西紀明(41)が結婚していた。ソチ五輪のスキージャンプ個人ラージヒルで銀、団体で銅メダルを獲得したが、人生の金メダルも射止めていたのだ。『スポニチ』が特ダネで報じた。「あさチャン!」では、葛西の姉の紀子さんに相手の人柄や喜びの声を聞いた。
札幌在住の29歳―すでに婚姻届済みで秋に挙式
番組冒頭、司会の夏目三久がそのスポニチの見出しを指さしながら、「何よりも女性としてうれしいのは、プロポーズしたのが銀メダルをとった夜、国際電話で、というところです」と話す。プロポーズの言葉は「おまえしかいない。結婚しよう」だった。
相手は札幌在住の女性で怜奈さん(29)=旧姓・張磨=で、その言葉を聞いて感激のあまり大泣きしたという。婚姻届はソチから帰国後の2月22日(2014年)にすでに提出済みだ。挙式、披露宴は次のシーズン直前の10月を予定している。
夏目「姉の紀子さんと電話がつながっています。このたびはおめでとうございます。いまのお気持ちはいかがですか」
姉「いやあ、もう、とってもうれしいです」
夏目「いつ報告を受けられたのですか」
姉「プロポーズ直後です。なんとなく、その方と結婚するんじゃないかなと思っていたので、オリンピックが終わったらプロポーズしたらいいのにと思っていました」
料理とマッサージが得意!「笑顔を絶やさない太陽みたいな人」(姉)
司会の齋藤孝「お付き合いの中で、葛西選手に変化はありましたか」
姉「そうですね。健康面とか、気持ちの面でも強くなれたのは彼女のおかげと思います」
夏目「どんな方なのでしょうか」
姉「常に笑顔を絶やさない、明るい太陽みたいな感じの人です。独身が長かったのですが、これからはすべての面でサポートしてもらえると安心しています」
夏目「葛西選手は50歳まで現役を続けるとおっしゃっていましたが、大きな安心材料ですね」
姉「4年後も8年後も彼女のサポートがあれば頑張っていけると思います」
夏目「お料理も上手で、マッサージも得意とか」
姉「料理はおいしいですし、私もマッサージをしてもらったことがありますが、プロみたいな感じでした」
夏目「ますます強くなる葛西選手が見られそうですね」
葛西は4年後に向けて、「今度は家族を連れて行って、目の前で金メダルを見せたい」と語っていたが、それはたんなる願望ではなく、現実に基づいた決意の表明であったのだ。ますますの活躍が期待できそうだ。