先週の4日金曜日(2014年4月)から3日間、宝塚歌劇団100周年のイベントがあった。現役のタカラジェンヌはもちろん、往年のスターも顔をそろえた。なかには、「え、あの人もそうだったの」という人もいる。だれを知っているで、歳もばれる。
「昔、妖精、いま妖怪」「10キロ太った」「女ばかりで怖かった」
タカラヅカは阪急の創業者・小林一三が大正3年(1914年)に作った少女歌劇がはじまりである。遊園地の客寄せに作られたものだったが、これが大人気となった。これまでに約4500人が在籍し、退団後も映画・テレビなどで活躍する人はほんの一握りには違いないが、ファンにとってはその名前が宝塚とのつながりになる。
故人でいえば、越路吹雪、乙羽信子…。今回参加したビッグネームを並べると、八千草薫(34期)、寿美花代(35期)、有馬稲子 (36期)、朝丘雪路、真帆志ぶき(39期)、ぐっと下って鳳蘭(50期)、大地真央(59期)、真矢みき、黒木瞳、涼風真世(67期)、高嶺ふぶき(69期)、真琴つばさ(71期)、檀れい(78期)……。
司会を真矢みきがつとめ、真帆志ぶき以下が往年の舞台の再現し、大地真央と黒木瞳のデュエットは25年ぶりという。面白かったのは朝丘雪路で、じつは父親(伊東深水画伯)のルートで裏口入学だったと明かした。
最年長の八千草は早くから映画にも出ていたが、「撮影所へ行くと男の人ばかりで怖かったし、帰ってくると女の人ばかりで怖かった」
「昔、妖精、いま妖怪の涼風真世でございます」、「10キロ肥った」(高嶺)と、とにぎやかに展開して、「すみれの花咲く頃」の大合唱でしめくくった。
全国からファン詰めかけ「出待ち入り待ち」
先週オープンした宝塚の殿堂には、かつてのスターたちの名前もある。新珠三千代、扇千景、淀かほる、月丘夢路……。
金、日曜が一般公開イベントだったが、全国から3000人が来て、100人以上が出待ち入り待ちしていたという。東京の宝塚と全国の映画館でライブ中継された。
司会の加藤浩次「ボクはあんまりわかってないんですけどぉ」
キャスターのテリー伊藤「チケットが手に入らないんじゃないの。夢の世界ですよね」
リポートした中山美香は「もう夢の世界です。ボーッと見てました」
勝谷誠彦(コラムニスト)「ボク、地元だから。家からも近いし、やっぱり大変なものですよ」
加藤が「1回見てみたい」
お前さんには似合わないと思うよ。