いま見てもドキドキ…関根恵子「ヌード・グラフィティ」!ふるいつきたくなるいい女
週刊現代の今号の最大の売りはSEX特集である。何しろ袋とじは「『カメラ搭載バイブ』で、女子に潜入 ペニスは見た」。活版が「第1回全日本SEX『名人』選手権開催!」。4色グラビアが「図解 女子たちに聞いた『私が好きな体位55』」である。これでもかというほどのSEX爛漫特集ではあるが、今ひとつ「おもしろい!」と唸るものはなかった。
それよりも、関根(高橋)恵子の「ヌード・グラフィティ」やヌードではないが「深田恭子『ヒップの誘惑』」のほうがいい。関根恵子は今でもきれいだが、デビューした頃はふるいつきたくなるようないい女だった。その可憐なヌードは今見てもドキドキする。
週刊現代は昔からスクープで売る週刊誌ではなかったから、週刊文春や週刊新潮のような派手な過去のスクープは、私が知る限りでも少ない。企画もので勝負するしかない週刊誌なのだから、もうひと味ひと工夫が欲しかったというのが、私の感想である。それに、これから430円でやっていくのだとしたら、そうとう内容を充実させないと部数減にはなっても部数増には結びつかないと思う。古い週刊現代OBの老婆心からである。