「だてマスク」若い女性に増加中!「顔小さく見せたい」「スッピン隠したい」

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   花粉症でもなく風邪を引いているわけでもないのに、マスクをしている人が増えている。人呼んで「だてマスク」。インターネットの調査会社が「だてマスク」経験者の調査を行なったところ、圧倒的に多かったのが20代以下の女性で41.2%、50代8.3%、60代9.7%と年齢が高くなるほど減っていくのだが、面白いのは70代になると16.1%と跳ね上がっている。こっちはしわ隠しの「だてマスク」だろうか。

フェイスラインきれいに作ってくれる「おしゃれマスク」登場

   なぜ「だてマスク」が増えているのか。街でマスク着用の若い女性に聞いたところ、こんな答えが返ってきた。「顔を小さく見せたい」「スッピンを隠したい」。マスク美人という言葉が昔からあったが、なかには「安心だから。マスクをしていると落ち着く」という女性もいた。

   若者の心理に詳しい聖学院大大学院の藤掛明准教授〈臨床心理士〉は「マスクをすれば自分の表情を隠せるわけで、自分を隠すというニュアンス、ひと言でいうと自分を守るということでしょうかね」という。たしかに、都心を歩けば人、ひと、人、花見に行けば人ばかり。いちいち目を合わせていては疲れる、自分を隠したというわけだろうか。

   こんな流行に着目したのか、フェイスラインをきれいに作ってくれるという「おしゃれマスク」も登場している。2枚入りパックで2800円と高めだが、司会の赤江珠緒が試着すると、美人顔がさらにきれいに映える。

   ただ、スタジオのコメンテーターからこんなクレームも。「初対面で挨拶するのにマスクを取らないでいる人もいる。あれは変だと思いますね」(月刊誌『ゲーテ』編集長の舘野晴彦)

   その通り!

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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