消費増税の狂想で影が薄くなったが、きょう4月1日はエイプリルフール。今年もいくつのウソ・ホラが披露された。森圭介アナが紹介したひとつはスマホ・ネタ。「スマートフォンのタッチパネルには問題がありますよね。お洒落なネイルをしてる場合はどうですか」
はるな愛(タレント)「そう、結構大変。やりずらい」
さらに、指紋がついて画面が汚れたり、手袋では反応が悪かったり…。そこでグーグルの日本語チームがマジックハンドを考え出した。クレーンみたいな形の先に手と指の形があって、赤外線かWi-Fiで信号を送ってレバーで操作できる。先端は右手、左手、ネコの手、孫の手に付け替えられるのだという。また、ネクタイ型もあるという。
司会の加藤浩次「楽しんでますね」
ロバート・キャンベル(東大教授)「孫の手はアメリカにはない。やはり日本版だ」
加藤「マジックハンドはありますか」
森「ありますよ」
今年はネタも小粒
もうひとつは「週刊・スマホを作る」という雑誌。auとデアゴスティーニのコラボ企画で、これを毎月購読するとスマホが作れるという。定価は創刊号が790円、次号からは1980円で全520号。
森「10年で完成します」
総額100万円になるという。
キャンベル「できた時には骨董品ですね」
「スッキリ!!」の放送時間には、まだ欧米の新聞が出てないからか、いまひとつウソもさえない。日本では消費増税の日で、そんな想像力は働かなかったか。いっそ、消費増税や公共料金値上げをフールにしてほしい。
エイプリルフールは「アルプスのアイガーにトンネルを掘って登山鉄道を作る」という百数十年前のスイスの新聞が始まりと聞いたことがある。 これは後にホントになってしまったのは周知のことだが、話はこれくらいでかくないと面白くない。