卓球のドイツオープン・女子ダブルスで、日本の中学生、伊藤美誠と平野美宇の13歳コンビが優勝した。ワールドツアーのシニア種目での最年少優勝である。2020年の東京オリンピックでもまだ10代という新星の登場だが、新聞ではスポーツ面の片隅とはどういうことだ。
身長も経験も上回るポーランド組にストレート勝ち
30日(2014年3月)マグデブルグで行われた決勝の相手は、ポーランドの24歳のペア。身長でも首ひとつ違うほどの差だったが、試合ではまったくこれを寄せ付けず、3-0のストレートで勝った。
司会の加藤浩次「中学2年生?」
森圭介アナ「きょうから2年生です」
キャスターのテリー伊藤「(福原)愛ちゃんの影響強いですよね。愛ちゃんがいたからみんなあこがれてこうなった。伊藤みどりさんにあこがれた(浅田)真央ちゃんみたいなもんだ。やっぱりスパースターが出ると、そのスポーツが伸びるね」
加藤「13歳といったら、まだ憧れてる時代ですよ。それが優勝しちゃってる」
4月4日からはスペインオープン
13歳のペアとしても最年少だが、伊藤美誠はシングルも合わせても最年少ツアー記録になった。これまでの記録は中国の郭躍選手の13歳と 224日(2002年)、日本では石川佳純選手の16歳137日(2009年)だった。
森「リオでも15歳、東京でも19歳」
加藤が「東京でも10代!」と叫んだ。
このあともツアーは4月4日からスペインと続くのだそうだ。そういえば、フランスで行われた空手の型を競う大会で日本選手が優勝したが、メディアは全く報じていなかったという話があった。卓球だってワールドツアーがあって、それに中学生が参加してるなんて知ってた? なんかおかしくないか。