近頃のワイドショーで聞けた夢のような話に、万能細胞「STAP細胞」があったが、今ではそれも白昼夢となりつつある。かわりに、ちょっと地味な「3Dプリンター」の夢などいかがだろうか。
模型や銃がつくれることでおなじみの3Dプリンターで、中国・上海の建設会社がこのたび、なんと家を建てたそうである。長さ150メートルの巨大なプリンターで、24時間で10軒を建てたという。1軒あたりの建築費用は、日本円にして30万~50万円だ。
「安全・安心」保証できません
3Dマイホームは見た目には大きな小屋か庵に毛が生えたような簡素なもので、安全性の検証などはこれから。さしあたりオフィスとして使用されるという。
それにしてもオドロキの話ではあるが、小倉智昭キャスターは「こんな壁で大丈夫ですか」「絶対危ないと思う」と心配する。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト